これからカメラを買おうと思ったけど、「種類が多すぎてどんなカメラがいいのか分からない」「ブログやYouTubeでおすすめされているカメラが自分に合っているのか分からない」というような悩みを感じたことはないでしょうか?
カメラの知識がない人でも、どのような基準でカメラを選んだらいいのかがわかると、効率よく自分の目的に合ったカメラに辿り着くことができるようになります。
そこでこの記事では、これから趣味でカメラを始めたいという初心者の方が、目的に合ったカメラを選ぶ時に押さえておくポイントについて体系的に分かりやすく解説します。
この記事の内容を実践すると、効率よく自分の目的に合ったカメラを選ぶことができるようになり、納得した買い物できるようになります。
長文で、最後まで読むと時間がかかりますが、読み終わった頃にはカメラ選びでモヤモヤしていた頭の中が整理されてくると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いている私は、カメラ歴15年以上、フォトマスター検定試験1級の資格を取得しているYOSHIです。
私のブログでは、初心者の方がカメラを手にして写真を楽しむことができるように、カメラやレンズの話、撮影スキルなどについて紹介しています。
カメラを選ぶ時のポイント
カメラを選ぶ時には、どんな写真が撮りたいのかを具体的にして、その撮影目的を十分達成できるカメラやレンズを選ぶことが重要です。
手順としてまず最初に考えるのは、カメラを手にしてどんな写真が撮りたいのかを具体化することです。
目的が具体的になっていると、必要な性能とそうでない性能を分けて考えることができ、カメラを選ぶ上での優先順位をつけることができます。
次に、必要な性能が整理できたら、「画質」「形(大きさ・デザイン)「予算」の軸からいくつかのカメラを選んでいきます。
予算の上限額が決まっている場合は、先に予算から絞り込んでいくのも方法の一つです。
最後に、候補となるカメラが絞れてきたら、撮影目的に合ったレンズのラインナップとメーカーの特性から最終的に自分にあったカメラを選んでいきます。
とはいえ、自分にぴったりのカメラが見つからず悩んでしまうこともあると思います。
そうした場合は、カメラのレンタルサービスを利用して実際に触ってみるのもいいでしょう。
① 写真を撮る目的を具体化して、カメラを選ぶ上での必要な性能に優先順位をつける
② 画質・形・予算の軸で判断して、候補となるカメラを選ぶ
③ レンズのラインナップやメーカの特性から一つに絞り込む
写真を撮る目的を具体化する
写真を撮る目的が具体的になっていないと、どんなカメラを買えばいいのかを判断することができません。
目的が具体的になっていると、必要な性能とそうでない性能を分けることができ、カメラを選ぶ上での優先順位をつけることができます。
例えば、「登山をして山の稜線や綺麗な星空を撮影したい」という目的であれば、登山の負担にならない「軽くてコンパクトなカメラ」というのが優先順位として高くなります。
また、「桜や紅葉など四季折々の風景を撮影したい」という目的であれば、「高画質で色の再現性が高いカメラ」というのが優先順位として高くなります。
このように、どこでどんな写真を撮りたいのかを具体化することによって優先する性能に見えてきます。
あれもしたいこれもしたいと欲張ってしまうと優先順位が決められないので、カメラを買って一番やりたいことを具体的にしてみましょう。
画質・形・予算の軸で判断する
写真を撮る目的を具体化して、必要な性能の優先順位を検討することができたら、次に考えるのは「画質」「形(大きさ、デザイン)」「予算」の軸で判断し、候補となるカメラを選択することです。
「必要とする性能」「カメラの持つ性能」をマッチングすることで、効率良く撮影目的を達成することに繋がります。
先ほどの登山の例で言えは
① カメラ本体の重さ(電池・カード込み)を500g以下で絞り込む。
②、フルサイズセンサーまたはAPS-Cセンサーを搭載した高画質なカメラを価格順で並べる。
③ カメラにかける予算が20万円以下と決まっていれば、それ以上のカメラは対象から除外する。
というような流れになります。
これも一つのサンプルなので、実際にはレンズの重さや価格といった判断が加わったり、防塵防滴性能が高いものを選ぶというような要素も加わります。
ですが、この段階では1つに絞らず、いくつかの選択肢を残した上で候補を絞り込むことが重要となります。
対応するレンズマウントを確認する
カメラを絞り込む上で、確認する必要があるのが「レンズマウント」です。
レンズマウントとは、カメラとレンズの接合部の規格のことで、メーカーごとに接合部の内径や電子接点が異なるため、購入するカメラとレンズが同じレンズマウントでなければ使用することができません。
例えば、CANONの「EOS Rシリーズ」のカメラは「RFマウント」のレンズしか取り付けることができません。
このため、購入するカメラが決まっても、目的にあったレンズがなかったり価格が高すぎて手が出せなかったりすると、カメラを再検討しなくてはなりません。
カメラを選ぶ時には、必要とするレンズがカメラと同じレンズマウントにあるかも合わせて確認する必要があります。
この判断を誤ると、これまでのカメラやレンズを売って、一から揃え直すというロスを生じる場合があります。
レンズマウントについて詳細に知りたい場合は【初心者向け】レンズマウントの種類とオススメの選び方を徹底解説
をご覧ください。
メーカーの特性を考慮する
レンズマウントを確認するのと合わせて、メーカーの特性も考慮しておきましょう。
レンズマウントはCanonならRFマウント、SONYならEFマウント、NikonならZマウントといったようにメーカーによって異なります。
そのため、レンズマウントとメーカーの特性との関係性は非常に高いため、メーカーの特性からレンズの豊富さや写真の色味、デザインなどメーカーの特性も合わせて確認しておくと、より満足度の高いカメラを選ぶことに繋がります。
例えば、FUJIFILMはAPS-CのXマウントが主流のカメラメーカーであるため、APS-Cのレンズのラインナップはどのメーカーよりも豊富にあるので、目的にあったレンズを選びやすいという特徴があります。
またフィルムカメラで撮ったような色の再現性(フィルムシュミレーション)や、フィルムカメラ時代のクラシカルなデザインにも人気があります。
このように、メーカーごとの特性を踏まえながらカメラを決めていくと、目的に合ったカメラを選ぶ際の参考になります。
画質から選ぶ時のポイント
ここからはカメラを選ぶ上で重要な3つのポイントである、「画質」「形」「予算」の軸で見ていきましょう。
まず、画質で選ぶ際に、最優先で検討するのがイメージセンサーになります。
画質の良し悪しはイメージセンサーの大きさに影響されるため、どのセンサーサイズのカメラを選ぶかはとても重要です。
センサーサイズが大きいほど画質はよくなりますが、その分カメラやレンズが大きくなり、予算も高くなるというデメリットもあるため、バランスを考慮して選ぶ必要があります。
また、同じサイズのイメージセンサーでも画素数によって性能が異なるため、画素数についての理解も必要となります。
イメージセンサー以外にも撮影目的によって重要となる、「画像処理エンジン」「手ぶれ補正機能」「動画撮影機能」などの性能についてもチェックしておくといいでしょう。
① イメージセンサーのサイズや画素数のバランスを見て選ぶ
② 撮影目的によって、画像処理エンジン、手ぶれ補正機能、動画撮影機能などの性能をチェックする
センサーサイズの違いを理解する
カメラには、レンズから入ってきた光を受け取って、電気信号に変えるための半導体である「イメージセンサー(撮像素子)」が備わっています。
このイメージセンサーは画質に大きく影響しており、一般的にはイメージセンサーが大きいほど高画質な写真を撮ることができます。
イメージセンサーは大きさの規格が決まっていて、一眼カメラで使用されるイメージセンサーは大きいものから、「フルサイズ」「APS-C」「マイクロフォーサーズ」となっています。
デジタルカメラやスマートフォンには、さらに小さい「1.0型」「1/1.7型」「1/2.3型」などのイメージセンサーが使用されています。
イメージセンサーの違い
引用:SONY
イメージセンサーが大きいほど、画質は向上し、被写体の背景を大きくぼかすことができます。
また、夜景や星など暗い撮影環境でも、写真がざらざらした状態(ノイズ)になりにくく、手ブレを抑える効果もあります。
一方で、イメージセンサーが大きくなると、カメラやレンズが大きくなり、価格も高くなるというデメリットもあるため、バランスを考慮することが重要です。
イメージセンサーについて詳しく知りたい場合は【初心者向け】イメージセンサーの違いについて徹底解説をご覧ください。
目的にあった画素数のカメラを選ぶ
「画素」とは、画像を構成する最小単位で、「画素数」は画像を構成する画素の総数を表しています。
画素はそれぞれ色情報を持っていて、イメージセンサーに縦横規則正しく配列されています。
画素には大きさの決まりがないので、イメージセンサーの切り分け方よって画素数は変わってきます。
例えば、同じフルサイズセンサーでもSONYのα7SⅢは1210万画素ですし、α7RⅤは約6100万画素になります。
一見すると、α7RⅤの方が綺麗な写真が撮れそうな気がしますが、必ずしもそうとは限りません。
写真1枚あたりのデータ量や1画素あたりの受光面積には約5倍の差があるため、α7RⅤは写真をトリミングして拡大したり、大型ディスプレイで見る場合は、写真が滑らかになり高画素の利点を発揮できますが、暗いシーンなどではノイズ発生しやすいというデメリットがあります。
逆に画素数が少ないα7SⅢは、写真を引き伸ばしたりするのには向いていませんが、データ容量が軽いため扱いやすく、1画素あたり受光面積が広いためノイズが少ない階調豊かな写真を撮るのには向いています。
どの画素数のカメラを選べばいいのかは、写真をアウトプットする媒体、暗所撮影を行う頻度、望遠撮影が目的かどうかなどによって変わってきます。
とはいえ、ほとんどのカメラが2000万画素〜3000万画素のが主流になるので、迷った際には中間の画素数のカメラを選んでおけば大きく失敗することはないと思います。
撮影目的により重要となる性能をチェックする
カメラの性能を評価する上で、一番重視するのはイメージセンサーになりますが、そのほかにも画像処理エンジンや手ぶれ補正機能など撮影目的によっては重要となる機能をチェックしていく必要があります。
ここでは、イメージセンサーの次に確認しておきたい性能について紹介します。
画像処理エンジン
SONYの画像処理エンジン「BIONZ XR」
引用:SONY
「画像処理エンジン」は、カメラ内部のメインコンピューターのような役割を持った半導体で、AF性能、連写性能、ノイズ、明るさ、色味の調整など様々な性能に影響を与えます。
画像処理エンジンは、SONYでは「BIONZ」、Canonでは「DIGIC」などメーカーごとに名前が付けられており、新しい画像処理エンジンになると世代が変わるように名前も少しずつ変わっていきます。
新しい画像処理エンジンになるほどデータの高速処理が可能になるため、同じメーカーの場合は最新の画像処理エンジンが入っているカメラの方が有利になります。
中でも重視する性能が、AF(オートフォーカス)性能で、最近の画像処理エンジンではAIによる被写体(人、動物、乗り物など)検出機能と追従性が向上しているため、AFを重視する場合はどの世代の画像処理エンジンが使われているかを確認すること重要です。
手ぶれ補正機能
手ぶれ補正機能には、光学式手ぶれ補正と補正電子式手ぶれ補正の2つの補正機能があります。
光学式手ぶれ補正とは、カメラに入ってきた光軸のずれを中心にくるように修正する機能で、カメラとレンズに登載されています。
「5軸7段分」といった数値で評価することができ、段数の数値が大きいほど手ぶれ補正効果が高いカメラになります。
光学式手ぶれ補正は、主に静止画(写真)撮影で必要となる機能です。
5軸ボディ内手ブレ補正機構の例
引用:SONY
電子手ぶれ補正とは、イメージセンサーの最大撮影領域よりも狭い範囲で撮影して、手ぶれにより欠損した部分を余白の画素で補う機能で、動画撮影で必要となる機能です。
デメリットとしては、電子手ぶれ補正を使用すると画角が狭くなることですが、この場合は画角の広いレンズを使うことで対応できます。
強力な手ぶれ補正機能をかけることで、手持ちで撮ったとは思えないほど安定したブレの少ない映像を撮ることができます。
動画撮影性能
動画撮影を目的とする場合には、背面モニターがバリアアングルモニターになっているものを選ぶと、自撮りやハイハングル・ローアングルでの撮影が楽になります。
また、動画の「編集」も考えている人は、4K・8Kなどの動画モード、フレームレート、bit深度など編集域が広いカメラを選ぶことも重要になってきます。
動画撮影に必要な性能について詳しく知りたい方は、【初級者向け】動画用の一眼カメラはAF性能、手ぶれ補正、フレームレートbit深度で評価しようをご覧くだださい。
形(大きさ、デザイン)から選ぶ時のポイント
一眼カメラはスマートフォンやコンパクトカメラとは違い、カメラ自体も大きく、レンズを含めると1Kg以上の重さになることがあります。
そのため、カメラを使用する環境によっては重さや持ち運び安さ(携行性)なども選ぶ上で重要なポイントとなります。
カメラの大きさには、センサーサイズとの関係性が大きいため、バランスを考慮して選ぶ必要があります。
また、カメラは性能以外にも、シャッターを切っていてテンションが上がる感覚や持ち運びたくなるようなデザイン性も重要なポイントです。
カメラを使用する環境を優先して選びたい場合には、形(大きさ、デザイン)から検討してみることが重要になります。
① イメージセンサーはカメラを使用する環境に適した重さや携行性のバランスを考慮して選ぶ
② カメラを持っていてテンションが上がる感覚やデザインなどの直感を大切にする
大きさとセンサーサイズの関係
一眼カメラや使用するレンズの大きさはイメージセンサーのサイズと大きく関係します。
フルサイズセンサーのようにイメージセンサーが大きいカメラは画質は良くなりますが、カメラ自体も大きくなり、使用するレンズも大きくなります。
逆にマイクロフォーサーズのように小型のイメージセンサーは画質はフルサイズセンサーやAPS-Cのカメラに劣りますが、携行性がよく、望遠撮影にも適したイメージセンサーと言えます。
同じセンサーサイズでもプロ仕様のカメラと初心者用のカメラでは搭載している機能が異なるため、重さに幅がありますが、全体的な傾向としては、センサーサイズに比例してカメラやレンズの大きさは大きく重くなります。
どのセンサーサイズを選ぶのかは、カメラを使用する目的や持ち運び安さなどを考慮する必要があります。
例えば、登山に持っていくカメラを考えているのであれば、フルサイズセンサーのカメラから選ぶよりもAPS-Cセンサーのカメラの方が軽くて持ち運びやすくなりますし、移動距離が少ない場所で撮影することが多いならフルサイズのカメラを選んでもいいでしょう。
一般的な傾向として、初心者の方は軽くて携行性が高く、かつ設定も簡単なカメラを選ぶことが多いため、APS-CカメラのCanon R10やマイクロフォーサーズカメラのOLMPUS PEN E-P7などが人気が高いです。
デザイン性でカメラを選ぶ
カメラを長く楽しむためには、性能以外にもシャッターを切っていてテンションが上がる感覚やデザイン性を重視して選ぶことも大切です。
形から入りたい人は、デザインや触った直感を大切にしてカメラを選ぶのもいいでしょう。
男性ユーザーは、Nikon ZfやFUJIFILM T-5のようなフィルム時代のクラシックなデザインのカメラを好む傾向があります。
女性ユーザーは、OLYMPUS E-P7やSONY ZV E-10のような軽くてスタイリッシュなカメラを好む傾向があるようです。
デザインで選ぶ際にも、人気があるからという理由だけで判断せず、撮影目的にあった性能があるか、撮影目的に適したレンズが充実しているかを確認しておくといいでしょう。
2023年に発売されて、デザイン性で人気の高いNikon Zf に関する記事については、【いまNikonが熱い】若い世代に人気沸騰中の「Zf」の魅力とはをご覧ください。
価格から選ぶ時のポイント
カメラは高価な買い物になるので、価格と性能のバランスを図ることが重要です。
一般的には、センサーサーズが大きくなるほど価格も高くなる傾向があるので、求める画質や揃えたいレンズなども考慮して選ぶ必要があります。
予算が限られている場合は、型落ちのカメラや中古のカメラの中から検討するのも一つの方法です。
型落ちのカメラを選ぶ際には、画像処理エンジンの性能を、中古カメラを選ぶ場合はシャッター回数を基準にして選ぶといいでしょう。
価格とセンサーサイズの関係
カメラやレンズの価格も大きさと同じように、センサーサイズが大きくなるほど価格も高くなる傾向があります。
最近は、APS -Cやマイクロフォーサーズのカメラでもハイエンドクラスが主流となっているため、カメラだけをみるとそこまで価格の差を感じないかもしれませんが、レンズの価格を比較すると、おおまかにフルサイズ用レンズはAPS-C用レンズの2倍、マイクロフォーサーズ用レンズの3倍の価格差があります。
そのため、撮影シーンに合わせてレンズをいくつも持っておきたい人は、カメラとレンズのトータルコストを考えてセンサーサイズは慎重に選んだ方がいいでしょう。
ただし、レンズについてはメーカー純正のものでなく、SIGMAやTAMRONなどのレンズメーカーがそれぞれのレンズマウントに合わせて作っている「サードパーディレンズ」から選ぶことで価格を抑えることができるので、センサーサイズに妥協できない人は、サードパーディーレンズから目的に合ったレンズを探してみるのもいいでしょう。
型落ちカメラ、中古カメラから検討する
少しでも予算をかけたくないのであれば、型落ちのカメラや中古のカメラから探すのも一つの方法です。
型落ちのカメラで比較するときポイントとしては、画像処理エンジンの違いを見ることです。
画像処理エンジンが新しくなると、AF性能、データの処理能力、ノイズや色味などが改善されることが多いです。
一方で、イメージセンサーの性能については大きな差がないので、画像処理エンジンの性能の差が許容の範囲内であれば、型落ちのカメラを購入して予算が浮いた分を、レンズに組み換えてもいいでしょう。
中古のカメラから探すときは、外観の傷やスレというのも気になりますが、外からは見えないシャッターや電池などの消耗品をチェックしておきましょう。
カメラ専門店では、この点も加味して値段がついていますが、メルカリなどのフリマサイトだと出品者がこの情報をあげていないことがあります。
カメラによって異なりますが、シャッター回数は1万回以内であれば、購入後も十分撮影することができるので、一つの目安としてください。
迷ったらレンタルサービスで試す
「撮影の目的が明確に決まっていない」「どのカメラ・レンズにするか絞り込めない」という方には、レンタルサービスを検討してみてもいいでしょう。
レンタルサービスは、カメラやレンズの基本料金に合わせたサブスクリプションで1週間や1ヶ月単位で何度でも交換して試すことができます。
レンタルサービスの中では、撮影シーン合わせたオススメのカメラやレンズがセットで紹介されていたり、レビュー記事などもあるので、選びやすいというのもポイントです。
毎回レンタルすると逆に高くついてしまうので、カメラやレンズを決めかねている場合や運動会や海外旅行など撮影頻度が低い場合などに活用するといいでしょう。
カメラレンタル最大手のGOOPASSでは、1泊2日のワンタイムプランや1ヶ月契約で期間中は同じランクの商品を交換できるサブスクプランがあります。
撮影目的に合わせたカメラとレンズがセットになって選びやすいのもポイントです。
まとめ
新しくカメラを購入しようと思っても、種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からなかったり、YouTubeで紹介しているカメラが本当に自分の撮影目的に合っているカメラなのかよく分からないということは、初心者の方によくある悩みです。
カメラ選びで後悔しないためにも、「一番売れているカメラ」という謳い文句や、「Youtubeでオススメしているカメラだから」という理由で安易に決めるのではなく、自分でしっかりと調べることが大切です。
そのためにも、カメラを購入する前には、カメラを買ってどんなことがしたいのかという撮影目的を具体化することから始めてください。
その上で、必要な性能に合ったカメラを「性能」「形」「予算」の軸で選んでいって、最終的に「レンズマウント」や「メーカーの特性」を考慮して決めていくというプロセスを踏んでいくと、効率よく自分にぴったりのカメラが見つかると思います。
どうしても決められないという場合は、レンタルサービスを利用して実際に触って確かめるというのも一つの方法です。
長文となりましたが、この記事が読者の皆さまのカメラ選びの一助となり、これから始まる楽しいカメラライフのきっかけとなれば嬉しく思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。