撮影シーン

【2024年】ディズニーリゾートへ持っていくベストなカメラ・レンズとは

撮影シーン

夢と魔法のファンタジー「ディズニーランド」や「ディズニーシー」はアトラクションやパークの雰囲気を楽しむことにだけでなく、写真を撮るのも楽しみの一つですよね。

ディズニーが大好きなファンの中には「スマートフォンよりも綺麗な写真が撮りたい」「一眼カメラを使ってみたいけど、どんなカメラを選んだらいいのか分からない」と思った方もいるのではないでしょうか。

最近はスマートフォンの画質が良くなってきているので、手軽だしスマホで十分と感じるシーンも増えてきましたが、ディズニーリゾートでは一眼カメラを持っていた方が写真を楽しめるシーンがたくさんあります。

そこでこの記事では、そろそろディズニーリゾートで一眼デビューしたいと考えている方や、新しいカメラへの買い替えを検討している方に、どういう基準でカメラを選んだらいいのかを私の経験なども踏まえながらお伝えしていきます。

そして、2024年3月現在で発売されているカメラの中から、私がおすすめするベストなカメラとレンズの組み合わせとして、α6700というカメラとSIGMA 18-50mm F2.8 DC DNFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIという2本のレンズをご紹介していきます。

この記事を読み終わった頃には、カメラやレンズのを選ぶ基準が整理されて、あなたにとって最適なカメラを選ぶことができるようになりますので、ぜひ最後までご覧くささい。

この記事を書いている私は、カメラ歴10年以上、フォトマスター検定試験1級の資格を取得しているYOSHIです。 初心者の方がカメラを手にして写真を楽しむことができるように、カメラやレンズの話、撮影スキルなどについて紹介しています。

スポンサーリンク
  1. カメラを選ぶ前にディズニーリゾートの撮影環境について確認しておきましょう
    1. パークが広い
    2. 手持ちで撮影することが多い
    3. パレードやショーでは望遠撮影をすることが多い
    4. 1日でいっぱい写真を撮る
  2. ディズニーリゾート向けのカメラはどんなものを選んだらいいのか
    1. APS-Cサイズのカメラが最適
      1. APS-Cサイズのイメージセンサーとは
      2. APS-Cサイズのカメラのメリットとは
        1. APS-Cサイズのカメラのメリット①:小型・軽量化できる
        2. APS-Cサイズのカメラのメリット②:望遠撮影に向いている
        3. APS-Cサイズのカメラのメリット③:予算を節約できる
    2. 手ぶれ補正機能付きのカメラを選ぶ
  3. ディズニーに持っていくベストなカメラとレンズとは
    1. カメラ:SONY α6700
      1. α6700のメリット①:小型・軽量で持ち運びやすい
      2. α6700のメリット②:編集なしで投稿できる色味みの再現性
      3. α6700のメリット③:強力な手ぶれ補正機能
      4. α6700のメリット④:優れたコストパフォーマンス
    2. レンズ①:SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN
      1. SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNのメリット①:どの画角で撮影しても写真が綺麗
      2. SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNのメリット②:軽量でコンパクト
      3. SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNのメリット③:コスパがいい
    3. レンズ②:SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II
      1. FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIのメリット①:抜群の解像度
      2. FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIのメリット②:軽量級の望遠レンズ
      3. FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIのデメリット①:価格が高い
      4. FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIのデメリット②:開放F値がF4
  4. まとめ

カメラを選ぶ前にディズニーリゾートの撮影環境について確認しておきましょう

最近は高画質な性能のスマートフォンが登場してきたことで、身の回りのほとんどの撮影シーンはスマートフォンで事足りるようになってきました。

ですが、背景がしっかりとボケた綺麗な写真を撮影したり、遠くにいるキャストを撮影するためには、やはり一眼カメラが必要となります。

ここでは、一眼カメラを選ぶ前に押さえておきたい、ディズニーリゾートという撮影環境について一緒に見ていきましょう。

長らくディズニーリゾートへ通っている方には、きっと共感いただける内容だと思います。

パークが広い

ディズニーランドとディズニーシーに共通する特徴としてはパークが広いということです。

遊びたいエリアが限定的であればいいのですが、開園時間中にたくさんのアトラクションやショーを楽しみたいとなると、かなりの移動距離があります。

私がディズニーリゾートへ行った時には、ディズニーシーではエレクトリックレールウェイやトランジットスチーマーラインなどの移動手段があるとはいえ、どちらのパークへ行った時も1日で10km以上歩いていました。

これだけの移動距離や1時間を超えるような待ち時間があるパークでは、荷物を軽くすることはとても重要です。

一眼カメラはレンズを含めると相当の重量があるので、できる限り軽いカメラ・レンズを選んだ方がパークを思う存分に楽しむことができます。

手持ちで撮影することが多い

 パーク内では三脚を立てて撮影する場所が限られたり、三脚を取り出したりする手間もあるので、手持ちで撮影する機会のほうが圧倒的に多いです。

もちろん、パレードやショーなどで席を確保できた時には三脚を使って撮影することもできますが、その場合でも小さい三脚を使って撮影することになると思います。

手持ち撮影で気になるのが、手ブレです。

特に望遠撮影や暗い場所で手持ち撮影する時には手ブレが起きやすくまります。

こういうシーンで撮影する場合には、手ぶれ補正機能があるカメラやレンズで撮影することで、手ブレを抑えた綺麗な写真を撮ることがきます。

パレードやショーでは望遠撮影をすることが多い

ディズニーランドの「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」やディズニーシーの「ビリーブ!シー・オブ・シードリームス」などのバレードやショーではキャストとの距離が遠いので、望遠撮影がメインになります。

最近のスマートフォンはトリプルレンズがついているので、ある程度の望遠撮影はできますが、撮影できる大きさには限界があります。

もっとキャストに寄った写真を撮りたいのであれば、望遠レンズを使っての撮影が必須になってきます。

1日でいっぱい写真を撮る

ディズニーリゾートで1日を過ごすと、たくさん写真を撮っていたという経験はないでしょうか。

私もディズニリゾートに遊びに行った時には、子どもの写真を含めて何百枚も写真を撮っていました。

これだけ写真を撮っていると、SNSに投稿する写真を厳選するのも大変ですが、それ以上に撮った写真を集するのが大変です。

そのため、編集しなくてもいいくらいの写真が撮れれば、アトラクションやショーの待ち時間の間にスマートフォンに取り込んで投稿することもできるので便利です。

ディズニーリゾート向けのカメラはどんなものを選んだらいいのか

ここまでは、移動距離が長かったり、望遠撮影することが多いなどディズニーリゾートで写真を撮るときの撮影環境について見てきました。

ここからはディズニーの撮影環境を踏まえて、どのような性能のカメラを選ぶといいのかについて説明していきます。

このポイントを押さえておくと、この後に紹介するα6700というカメラ以外に気になるカメラが見つかった時にも、カメラを選ぶ上で参考になるのと思います。

APS-Cサイズのカメラが最適

APS-Cサイズのカメラは、一眼カメラの中では初級者から中級者向けのカメラで、サイズがコンパクトで小型・軽量なものが多いのが特徴です。

ここからはAPS-Cサイズとは何の大きさのことで、どういうメリットがあるのかについて解説します。

APS-Cサイズのイメージセンサーとは

カメラの中には、イメージセンサーと呼ばれるカメラに入ってきた光を受け取って電気信号(画像)に変換するための部品があます。

このイメージセンサーは、画質に大きく影響するため、カメラの心臓部とも呼ばれています。

イメージセンサーは、大きさによって規格が決まっていて、イメージセンサーが大きくなるほど、広い面で光を取り込むことできるので、画質が良くなります。

引用:SONY

1型はコンパクトカメラでよく使われるサイズで、APS-Cサイズや35mmフルサイズは一眼レフやミラーレス一眼で使われるサイズです。

APS-Cサイズのカメラは35mmフルサイズのカメラと比べると、画質は少し劣りますが、一般的なスマートフォンと比べれば受光面積が13倍もあるため、高画質で背景が綺麗にボケた写真を撮影することができます。

 

APS-Cサイズのカメラのメリットとは

イメージセンサーが大きい方が画質が綺麗になるのであれば、35mmフルサイズのカメラを選べばいいのではないかと思われるでかもしれませんが、APS-Cサイズのカメラには35mmフルサイズのカメラにはないメリットがあります。

ここからはAPS-Cサイズのカメラのメリットとして、小型・軽量化できる、②望遠撮影に向に向いている、③予算を節約できるという3点について解説します。

APS-Cサイズのカメラのメリット①:小型・軽量化できる

私がディズニーランドとディズニーシーに行った時に、35mmフルサイズのカメラα7Ⅲを持って行ったのですが、レンズ込みで1200gも重さがあるので、昼すぎには首や肩が痛くなってくるし、カバンにしまってもかさばるので取り出しづらかったのを覚えています。

その点、APS-Cサイズのカメラは、35mmフルサイズのカメラと比較してイメージセンサーが小さい分、カメラと使用するレンズをそれぞれ小型化することができます。

そのため、長い距離を移動したり長時間首からぶら下げていても首への負担が少ないというメリットがあります。

特に女性の方は、カメラが重いと腕が疲れてくるので、軽いカメラに対するニーズが高い傾向があります。

また、カメラとレンズがコンパクトになるので、携行性がよくカバンに入れて持ち運びしやすいのも特徴です。

APS-Cサイズのカメラのメリット②:望遠撮影に向いている

APS-Cサイズのカメラは、35mmフルサイズのカメラよりも望遠撮影に向いている言われます。

同じレンズを使って画像を比較した場合、APS-Cサイズのカメラの方が約1.5倍拡大した写真を撮影することができます。

そのため、パレードやショーなど遠くにいるキャラクターを撮影するのであれば、APS-Cサイズのカメラと望遠レンズを組み合わせて使うと効果が高いです。

なぜ、約1.5倍拡大した写真が撮れるのかについて詳しく知りたい方は、【カメラ初心者必見】目的や予算にあった最適なレンズの選び方を徹底紹介を参照してください。

APS-Cサイズのカメラのメリット③:予算を節約できる

APS-Cサイズのカメラは、35mmフルサイズのカメラと比較して価格が安いというメリットがあります。

カメラ本体だけでなく、レンズについてもAPS-Cサイズ専用のレンズであれば安く購入することができます。

購入する機種にもよりますが、平均的には35mmフルサイズのカメラの半額程度の価格で購入することができます。

そのため、初めてミラーレス一眼カメラを買うというの方や予算を節約して体験やグッズ購入などに充てたいという方にはAPS-Cサイズのカメラがおすすめです。

手ぶれ補正機能付きのカメラを選ぶ

手ぶれ補正機能は、カメラ内のジャイロセンサーや加速度センサーの働きによって、カメラのブレを打ち消す方向にイメージセンサーを動かすことで、手ブレを抑える機能です。

手ぶれ補正機能は、特に静止画撮影に必要とされる機能です。

望遠撮影では、ちょっとした角度ブレが手ぶれの原因になりますし、暗い場所で撮影する場合は、シャッター速度が長くなるのでしっかりカメラを保持していても手ブレが起きる場合があります。

引用:SONY

手ぶれは画質に大きく影響するため、望遠撮影や夜間に撮影する場合は、強力な手ぶれ補正機能があるカメラを選ぶといいでしょう。

カメラに手ぶれ補正機能がない場合は、レンズ側に手ぶれ補正機能があるものを選ぶという選択肢もあります。

ディズニーに持っていくベストなカメラとレンズとは

ここからは、35mmフルサイズのカメラを持ってディズニーに行った私の経験から、2024年3月時点で発売されているカメラ・レンズの中からα6700というカメラとSIGMA 18-50mm F2.8 DC DNFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIという2本のレンズをご紹介していきます。

今回のポイントは「小型・軽量」「高画質」の両方のバランスが良い、APS-Cサイズのカメラを軸に選んでいることです。

カメラを初めて買う方には価格の面でハードルが高いカメラやレンズになりますが、合わせて代替えとなるカメラやレンズも紹介しますので、ぜひそのまま読み進めていってください。

カメラを選ぶ時に重視するポイントは人それぞれあると思いますので、今回ご紹介するカメラやレンズを参考に、あなたにとって最適なカメラ・レンズを選んでいただければと思います。

カメラ:SONY α6700

SONY α6700は2023年7月に発売された、APS-Cサイズのミラーレス一眼カメラです。

α6700はAPS-Cサイズのカメラということで、小型・軽量なカメラでありながら、最新のイメージセンサーと画像処理エンジンが搭載され、2019年に発売された全モデルのα6600と比較しても、画質や操作性が大幅に進化していて完成度の高いカメラとなっています。

ここからは、ディズニーでの撮影にα6700が最適な理由について解説していきます。

α6700のメリット①:小型・軽量で持ち運びやすい

α6700はAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したカメラであるため、35mmフルサイズセンサーのカメラに比べて小型・軽量という特徴があります。

APS-C用のレンズを使えば、さらに小型・軽量化することもできるので、1日中パークで遊んでも首や腕への負担が少ないのは大きなメリットです。

ファインダーが外に出っ張らないコンパクトな構造になっているため、カバンのなかに入れても収まりやすいのも特徴です。

グリップ部分にはしっかりとした深みがあるので、ホールド感があり望遠撮影の時にも安定して撮影することができます。

背面モニターにはバリアアングルモニターが採用されているので、ローアングルでの写真撮影や動画も撮りやすいというのが特徴です。

α6700のメリット②:編集なしで投稿できる色味みの再現性

α6700には、APS-Cサイズのミラーレス一眼としては始めて「クリエイティブルック」という写真の雰囲気を調整するフィルターのような機能が登載されました、

これによって、色の再現性がα6600よりも良くなっているので、撮影段階で映像の質感や色味を思い通りの雰囲気に仕上げることができます。

10種類のルックの中で、おすすめの設定はFLというルックで、フィルムカメラで撮ったようなエモーショナルな写真に仕上げることができるので、パークの雰囲気にもぴったりです。

一日で100枚以上撮影するような人は、編集するだけでも大変な作業になってしまうので、アトラクションの待ち時間などちょっとした時間を使って、編集なしで手軽にSNSへ投稿できるのはとても便利です。

α6700のメリット③:強力な手ぶれ補正機能

α6700には、カメラ本体に手ぶれ補正機能が備わっているので、立ち見が条件で三脚が使えないようなパレードやショーでも手ブレを気にせず安心して写真を撮ることができます。

また、動画用の手ぶれ補正機能としてアクティブ手ぶれ補正いう機能が追加されていて、アクティブ手ぶれ補正をONの状態で撮影すれば、手持ちとは思えないほど手ブレが軽減された動画を撮影することができます。

さらに、α6700は被写体の認識機能と追従性がα6600より大幅に向上しているので、ジャンボリーミッキーのお姉さんのように激しい動きをしている被写体でもピントが外れず、手ブレのない動画を撮影することができます。

α6700のメリット④:優れたコストパフォーマンス

α6,700はAPS-Cサイズのフラッグシップモデルという位置付けで、35mmフルサイズの上位機種と同等の機能があるのも関わらず、17万円台入できるのも魅力の一つです。

また、APS-Cサイズのレンズを選ぶことで、レンズの価格も抑えることができるので、カメラとレンズのトータルでの予算も下げることができるのも魅力の一つです。

17万円でもなかなか予算的に厳しいという方には、旧モデルのα6400や動画機能メインのZV E-10というカメラが選択肢となるので検討してみてください。

レンズ①:SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN

α6700などのAPS-Cサイズのカメラを使うのであれば、1本目として持っておきたいレンズがSIGMA 18-50mm F2.8 DC DNです。

このレンズは、SONY純正のレンズではなく、レンズを専門に作っているSIGMAというメーカーから出されたサードパーティレンズになります。

標準ズームレンズというレンズタイプで、人の視野に近い画角で撮影できて、画角も自由に変更できるレンズになっています。

日常的なスナップ撮影ポートレート風景写真などをこの1本でまかなえるのが標準ズームレンズのメリットです。

ここからはSIGMA 18-50mm F2.8 DC DNをおすすめする理由について解説していきます。

SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNのメリット①:どの画角で撮影しても写真が綺麗

SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNは、焦点距離が18mmから50mmまで画角を変えられるズームレンズでありながら、開放F値が2.8通しという明るいレンズになります。

大雑把いうと、どの画角で写真をとっても解像度が高くて、ピントが合う範囲はシャープで背景は綺麗にボケた写真を撮ることができます。

開放F値がF2.8と明るいレンズであるため、パレードなど暗いシーンで撮影しても被写体ブレがおきにくいというメリットがあります。

焦点距離が18mmから50mm(35mm換算で27mmから75mm)となっているので、画角のイメージとしてはスマートフォンとデュアルカメラと同じくらいの範囲で撮影できる標準レンズになっています。

画角の自由度が高いので、望遠撮影が必要なシーン以外はレンズを交換する必要がないくらい便利なレンズになります。

SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNのメリット②:軽量でコンパクト

SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNは性能が高いレンズでありながら、290gという小型・軽量でコンパクトな設計になっています。

似たような性能のレンズで、SONYの純正レンズのE 16-55mm F2.8 Gは494gあるので、APS-Cサイズの標準レンズの中ではとても軽いレンズとなっています。

α6700と組み合わせても800gを切る重さなので、長時間持ち歩いても疲れにくいというメリットがあります。

レンズの全長も7.5cmと紙コップくらいコンパクトなので、カバンにも収納しやすい大きさになっています。

SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNのメリット③:コスパがいい

SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNは小型・軽量で高画質なレンズでありながら、7万円前後で購入できる価格のも魅力の一つです。

先ほど紹介したSONYの純正レンズのE 16-55mm F2.8 Gが14万円前後するのに対して、半額に近い価格で購入できるため財布にも優しいレンズとなっています。

これよりも安いレンズとなると、3万円台で購入できるSONYのE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSになりますが、画質があまり良くないので、コスパで考えるならSIGMA 18-50mm F2.8 DC DNの一択です。

 

レンズ②:SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II

標準ズームレンズの次にディズニーへ持っていきたいレンズは、SONYの望遠ズームレンズFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIです。

こちらのレンズは、35mmフルサイズ用のレンズですが、APS-Cサイズのカメラでも使用することのできるレンズになります。

APS-Cサイズのカメラで使用すると焦点距離は115mmから300mm(35mm換算)となるので、パレードやショーなどを撮影するのに最適なレンズとなっています。

ここからはFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIの特徴について解説していきます。

FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIのメリット①:抜群の解像度

FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIはの2023年7月に、初代FE 70-200mm F4 G OSSの後継機として発売されました。

SONYのレンズの中でもGレンズと呼ばれる優れた描写性能を有するレンズ群になります。

望遠ズームレンズの多くは、望遠側で開放F値を使用して撮影すると解像度が悪くなるレンズもありますが、このレンズはどのズーム域で撮影しても解像度が高く、滑らかなボケ感のある写真を撮ることができます。

さらに、初代から進化した点としてハーフマクロ撮影が可能になり、グッズなどの小さな小物を撮影するときにも、接写して大きく写すことができるようになりました。

レンズ内手ぶれ補正搭載されているので、三脚を使用できない場所での望遠撮影にも最適です。

FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIのメリット②:軽量級の望遠レンズ

FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIの重さは794g、初代のFE 70-200mm F4 G OSSより46g軽く、全長も149mmと26mm短くなっています。

1000gを超える望遠レンズが多くある中、794gという重さは、望遠ズームレンズの中でも軽量級の望遠レンズになるので、手持ち撮影でも疲れにくいというメリットがあります。

望遠レンズの出番があるまでは、カバンの中にしまっておくことが多いと思いますが、ペットボトル1本分くらいの容量しかないので、大きくスペースを取らないのも魅力の一つです。

FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIのデメリット①:価格が高い

ここからは、FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIのメリットだけでなく、デメリットについてもお伝えしていきます。

まずは、価格です。

2024年3月時点のは価格は約21万円で、望遠ズームレンズの中でも高額なレンズとなります。

性能としては完璧に近いレンズですが、SONY純正のレンズということもあり、割高感があります。

少しでも価格を抑えたいという方には、初代のFE 70-200mm F4 G OSSやサードパーディレンズのTAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2が選択肢となるので検討してみてください。

FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIのデメリット②:開放F値がF4

FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIは描写性能に優れたレンズではありますが、開放F値がF4というハンデがあります。

望遠レンズで開放F値がF4というだけでも十分明るいレンズにはなりますが、夜間での撮影がメインとなる場合や極上のボケ感のある写真を撮りたい場合には、開放F値がF2.8の明るいレンズが欲しくなってきます。

この場合、Gレンズよりもさらにグレードの高いGMレンズのFE 70-200mm F2.8 GM OSS IITAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2が選択肢となりますが、FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIは重量があって価格が高いこと、TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2は望遠側の解像度が落ちることがあります。

重さ、画質、価格のバランスを取るならFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIがベストな選択と言えるでしょう。

まとめ

今回の記事では、私がディズニーランドやディズニーシーで35mmフルサイズのカメラを使用して感じたことをもとに、ディズニーに持っていくベストなカメラとレンズについて紹介しました。

ポイントになるのは、「小型・軽量」「高画質」の両方のバランスが良い、APS-Cサイズのカメラを選ぶことです。

APS-Cサイズのカメラの中で一つカメラを選ぶとしたら、2023年に発売されたSONYのα6700がおすすめです。

SONYの最新技術が詰まったカメラでありながら、小型・軽量化が図られていて、色味の再現性や手ぶれ補正機能など十分な性能を備えています。

α6700と一緒に持っていきたいレンズとしては、標準ズームレンズのSIGMA 18-50mm F2.8 DC DNと望遠ズームレンズのFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIがベストな選択肢となります。

どちらも小型・軽量なレンズでありながらも優れた解像度と滑らかなボケ感があるレンズとなっているので、この2つのレンズを持っていけば、ディズニーでの全ての撮影シーンで満足のいく撮影結果が得られるでしょう。

今回は、「小型・軽量」と「高画質」のバランスを最大限重視して選びましたが、カメラやレンズが重くなっても画質を優先したい方はα7CⅡなど35mmフルサイズのカメラやレンズを選んでもいいですし、逆にもっとコンパクトなカメラがいいということであれば、ZV E10などのカメラを選んでもいいと思います。

SONY以外のAPS-Cサイズのカメラでは、カメラも写真の色味がよく性能が高いFUJIFILM X-S20やデザイン性の高いNIKON Zfcというカメラも人気があります。

何を優先して、どのカメラやレンズを選ぶかは人それぞれです。

たくさん検討して選んだカメラやレンズは、きっとあなたにとって特別な1台になるはずです。

今回の記事が皆さんのカメラ・レンズ選びに役立てたらとても嬉しく思います。

どんなカメラやレンズを選べばいいのかどうしても決めきれないという方は、お問合せフォームにて質問いただければ、1週間前後でご回答させていただきますので、ぜひご利用ください。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

新しいカメラで、一緒に最高のディズニーを思い出を残しましょう。

スポンサーリンク

 

タイトルとURLをコピーしました